越谷・浄山寺

越谷には無数のお寺や神社がありますが、どれも趣のあるものばかりです。歴史がありとても荘厳な雰囲気をまとい、訪れる人を圧倒させます。歴史的価値の高い所蔵品も多数あり、歴史好きな人だけでなく日本人としての誇りやルーツを思い出させるものがたくさんあるでしょう。そのひとつに浄山寺がありますが、このお寺には徳川家康など歴代将軍の朱印状が11通も残されています。

 

この浄山寺の歴史は、平安時代初期の貞観2年に始まったとされています。そこから歴史を重ねていきましたが、文久2年に一度火災に遭い焼失しています。元治元年に無事再建され、そこから現在へと続いています。火災がなければ、今よりさらに価値ある歴史的所蔵品があったであろうと推測されますが、もはや確かめる術はありません。しかし江戸時代の歴代将軍の朱印状が残されているだけでも、十分歴史的価値は高い寺であるといえるでしょう。また鰐口と呼ばれる、社殿の軒下に吊るし祈祷に用いる鳴り物は日本最大級の鰐口といわれており、これだけでも見る価値があります。この鰐口は天保12年に多数の信者によって奉納されたと伝えられていて、このことからも、この浄山寺が多くの人に大切にされてきたことをうかがい知ることができます。

 

ここは越谷駅からバスで行くという、やや市街地から離れた場所にありますが、寺の外観や鰐口は一見の価値ありです。多くの人に愛されてきた浄山寺はいつでも訪れる人を温かく迎えることでしょう。